老後資金の目安!どう判断すればいい?

老後

数年の間に、老後資金は自分で備えた方がいい、という話を耳にした人は多いだろう。

iDeCoやつみたてNISAも登場し、自分自身で備える環境は揃ってきている。

老後と言われても先の話で、いくら必要になるか判断が難しいもの。

話題になった、2000万円で足りるだろうか。

今回は、老後資金の備え方について紹介します。

Contents

老後1年間の生活費

老後1年間の生活費は、退職直前の年収の6〜7割を目安に!

老後資金の重要性がかなり注目されている。

老後資金といっても、人によって年金額や貯金額は異なります。

全員一律で2000万円あれば問題ない、というではありません。

自分に必要な老後資金は、どのように判断し、導き出せばいいだろう。

退職後の生活は、今の生活の延長線上にあるということです。

定年退職を迎えたら、急に田舎暮らしが始まって生活費が減るということではありません。

住まいや生活水準は変わらないと考えるのがいいです。

ほとんどの人は、年収に見合った水準で生活しているでしょう。

退職して給与が入らなくなったからといって、今までの水準を、急に下げることは難しい。

現役時代の年収が上がるほど、老後の生活費も上がると考えた方がいいと思う。

退職直前の年収×0.6〜0.7が、1年分の老後資金の目安になる。

定年間近にいくらの給料で、どのような生活をしていたいか想像しましょう。

想像の年収をもとに計算した目安を目標にして、考えていくといいと思います。

希望の退職直前の年収を600万円とします。

退職直前の年収×0.6〜0.7とした場合、1年分の老後資金の目安は360万〜420万円。

この目安は年金なども含めた金額になります。

全額を準備する必要はないです。

何歳までに準備していけばいいのかわからない。

老後資金を貯めていくステップなどは、ないのでしょうか。

退職後の資産形成はゴールが非常に先のことになります。

途中経過のゴールを設定することをおすすめします。

30歳までに、その時点の年収の1倍。

40歳までに2倍を備える。

年齢とともに徐々に倍率を増やしていきましょう。

目先のゴールを目指すことで、しっかりとした準備ができます。

退職直前は、だいたいその時点の年収の6〜7倍程度を目安にしてみましょう。

目安を達成する手段を選ぶ

投資をしなければならないわけではありません。

老後に資金を作るという目的を達成する手段は、投資だけでなく、預貯金や保険もあります。

毎月一定額を貯蓄して、老後資金の目安に到達するのであれば、投資をしなくてもいいのです。

貯蓄だけでは、老後資金の目安に到達しないようであれば、投資を検討する必要もあります。

投資をも、無理をしないことが大切です。

リターンを求めることは、リスクもあることを理解しなければなりません。

リスクを少しでも軽減する手法を、活用する必要があります。

投資のリスクを下げるコツは、長期、分散、積立の3つの要素を揃えることです。

さまざまな銘柄で構成された投資信託に、毎月積立投資をして、長く続けることです。

長期、分散、積立は、それぞれにリスク回避の効果はあります。

長期、分散、積立、どれか1つだとマーケットが大きく動いた時にカバーができません。

関連ブログもう預貯金だけでは老後資金は難しい。iDecoが不可欠な理由

積立投資の拠出額

積立投資の拠出額は、年収の1〜2割!

毎月一定額の積み立てがいい、といわれます。

30代から50代までは、同じ金額を継続するより、収入が増えたら拠出額も増やしましょう。

現役時代の年収が増えると退職後の生活費も多く必要になるケースが多いです。

現役時代の年収に比例して資産形成額も増やすことが大切です。

年間の拠出額の基準となるのが、年収×10〜20%がめやすです。

年収の10〜20%というと多いと感じる人もいると思います。

そのなかには、確定拠出年金や自社株への投資なども含めて考えてみましょう。

個人で新たに拠出する分は意外と少なくなってきます。

関連ブログつみたてNISA、iDeCo老後資金の準備に活用できる4つの方法

まとめ

今回は、老後資金の目安!どう判断すればいい?について紹介しました。

  1. 老後1年間の生活費について
  2. 目的を達成する手段について
  3. 拠出額について

老後資金というと、想像がつかないかもしれません。

目安が見えると準備を始めやすくなりります。

定年直前でどんな生活をしていたいか、想像してみませんか。

Follow me!

スポンサーリンク
老後定年
スポンサーリンク
kazukun2をフォローする
かずファイナンシャルプランナーのブログ
PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました